【なぜ起業する?】もうすぐ40歳 男のひとりごと ②

【なぜ起業する?】①の続きです。

うわわ、どうしよう?

うーん。保育士資格取りに行いこう。高卒だし、専門学校卒業すれば、専門士の学位も取れるし。

待てよ、『今の仕事辞めて学校行けるほどお金はない!』、、まぁでも働きながらなら行けるかな。

当時、自宅は職場の単身寮を借りていて、給料は手取り17万だったが、家賃は1万以下。元々無駄にお金を使うような金銭感覚ではないかったので、貯金は、勤続1年で150万貯めることができていた。

じゃあ今の職場で働きながらだから、昼間は行けないま、夜間だよね。夜間で探すと、都内で保育科がある専門学校は3つくらい 。そして、学費が安くて、通いやすいところは、、上〇社会福祉専門学校だ!

いいじゃない!いいじゃない、、?あっ待てよ『職場になんて言おう』いや、ありのままを言おうか?でも、転職のためなんて厳禁笑。絶対だめ。

ん~じゃあ、、学んで施設に還元したいです。とか、学んで支援の幅を広げたいです。とか熱く言えばどうだろう。ここでは入学理由が無理やりにでも(汗)、感情的になって熱ーく訴えるしかない。勢い大事だ!

まずは、所属の係長に言ったら、「僕はいいけど、周りの職員は納得しないんじゃない?」と他人事な返答。でも、了解はとれた。次に、所属係のなかでベテランの実質的なリーダーからは大反対だった。

理由は、ここは成人の施設。保育士資格取っても意味がない。また、夜間の学校なんだから、遅番や夜勤はどうするんだ、誰がやるんだ?とのこと。

でも、成人の方と言えど障がいにより、発達年齢は幼児期や学齢期の方が多いのは事実。成人の方の人格は尊重することは当然であり、シンプルに保育の知識を成人に活かすだけのこと。

職場は早番、日勤、遅番、夜勤のある不規則勤務。専門学校は平日授業のため、私は、早番か夜勤明けじゃないと授業に間に合わない。遅刻になるが日勤でも行ける。

夜勤は、土曜または、日曜入りの希望は人気がないから、そこに自分が入ればクリアだ。職場は完全週休二日制。同僚は、世間と同様に土日の2日間または、土日どちらかが被る休みを希望する人がほとんど、これもクリアできる。

あとは、平日の私の遅番と他の職員の早番や日勤と交代しなければ、確実に単位を落とすことになる。(授業は一科目4回まで欠席が認められ、それ以上の欠席だと単位を落とす)

当時、職場の同僚には、運よく、夜型生活で朝が弱く日中あまり出掛けない若者や子育て中のパパさんがいた。

遅番の方がプライベート的に都合が良いみたいで、逆に私との勤務を交代してほしいという方もいるほど、、心からラッキーでしかなかった。かなり運が良いと言ってもいいだろう。

次は施設長へ。「前例がない。どれだけ周りに負担がかかるか分かるか。でも、いんじゃない。仕事に貢献できるのであれば。」と、背中を押してくれた。

また、応援してくれる方もいた。「別に逮捕されるわけではないんだから、いっておいで。」と背中を押してくれた。

当時から十数年経ったが、今でもその言葉は心に残り、私に勇気をくれた言葉になった。それから、私は理解してくれた職場の方々の信頼を失わないように必死で働いた。

そして、夜間学校3年制、保育士科に入学した。以上

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